専用線や各キャリア系VLANよりQoSを問わなければ 通信系キャリアや電力系キャリアなどが提供している専用線やVLANは、いくら安くなったとはいえ、月額数十万の費用は簡単に出せない。 品質や帯域保障より価格を優先するのであれば、イーサネットVPNを構築してみてはいかかがでしょうか。 VPNで同一LAN上として使うには 同一LAN上で使いたいのであれば、インターネットVPNでも、やろうと思えば出来るのですが(その設定はまた別の機会に)、より簡単に、少しでもセキュアで品質が保たれたネットワークを構築する為に、イーサネットVPNが設定出来る機器を利用します。 … [Read more...]
CentreCOM GS900M V2
帯域制限を行いたいがパケシェを買う余裕はない ネットワークの統廃合を行うと決めてから、どうしても避けられないのが帯域制限 今あるルータでQoSが行える機器があるので何とかならないか調べるも、肝心なセッション数が足りない。 それに、複数のネットワークを組み直すので、IPアドレスの付け替えが発生し、手間がかかる。 現状のネットワークを極力変更したくない&費用がないという観点から、なるべく安くて帯域制限が出来る機器を選ぶことにした。 1本の土管内に複数のVLANを通すことになるので、現状使っているL2スイッチでVLANと帯域制限出来る機器に変える事で具現化させることにする。 機器候補を幾つかピックアップした中で、実績と価格で、アライドテレシスの「CentreCOM GS900M V2」シリーズを第一候補とした。 メーカサイトのコマンドリファレンスを読んでいると、次の一説が記載されていた。 Note - 実際に制限される帯域は、MAXBANDWIDTHパラメーターで設定された最大帯域幅より高いレートとなる場合があります。トラフィックのフレームサイズが小さいほど誤差が大きくなり、最大15Mbps程度の誤差が発生します。 これを読んで、今回は、主として通常のインターネットでの利用だから、そんなに気しなくてもいいのかなと考え、いざとなれば、snmpを計測して値が閾値より高くなれば、閾値を下げる設定変更で対応すればいいかと考えていました。一応、メーカへ気になる事を問い合わせてみた。 WEB上のコマンドリファレンス内容と異なる 誤差は上限のみで下限では起きないかどうかなどを問い合わせました。 頂いた回答は、まず質問の回答でなくお詫びからであった。 WEB上のコマンドリファレンス内容に誤りがあるというものでした。改定された内容がWEB上にコマンドリファレンスには反映されていな状況のようで、実際に変更された内容は Note - 本機能はネットワークの帯域幅ではなく、実際に転送するフレームに対する L2 ヘッダーを含むデータの転送速度の帯域を制限します。 MAXBANDWIDTH パラメーターで設定される最大帯域幅にはイーサネットフレームの プリアンブルなどのオーバーヘッドは含まれないため、トラフィックのフレームサイズ … [Read more...]