【KVM】と聞くと、サーバの仮想化を連想される方が多いと思いますが、今回掲載する【KVM】は、サーバの仮想化ではなく、「キーボード(Keyboard)、ビデオ(Video)、マウス(Mouse)」を略した【KVM】です。
詳しくKVMを調べたい方は、とりあえず、Wikiのサイトをご覧下さい。
KVMには、IPアドレスを付加させて、遠隔から操作出来る機器があります。
Linuxを利用している環境で、遠隔から操作したいのであれば、SSHやTelnetでいいのではないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
SSHやTelnetでログインする場合、ネットワークが正常に起動していることが前提になります。これが、何らかの理由で起動しない
、又は起動する前に不具合が起きている場合だと、SSHやTelnetでログインすることが不可能です。
サーバが近場にあれば、ディスプレイやキーボードをコンソール接続して、状態を確認する事が出来ますが、遠隔地にある場合、困ってしまいます。
前置きが長くなりましたが、上記の様な状況になっても、遠隔地からサーバへアクセス出来るシステムが、IPアドレスを付与させた、KVMとなります。
今回、この機器が必要な状況になったので、久しぶりに触ってみました。
機器は、ATEN社「KVM on the NET™ CN-6000」
長い間触っていなかったこともあり、設定している内容を忘れてしまっていたので、初期化(工場出荷状態)に戻すことから始めました。
初期化方法がジャンパースイッチをショートさせる方法なので掲載しておきます。
これで、初期化完了です。
初期化されるとIPアドレスも消去されます。
この機器はDHCPの環境が見つけられなければ、30秒後に「192.168.0.60」が自動で割り振られます。
その時、設定する端末に「192.168.0.*」を設定して、CN-6000にアクセスする前に、端末は再起動をされることを奨めます。
そうしないと、私の環境では、アクセス出来ませんでした。
無事にログイン出来れば、設定が行えます。
設定はGUIなので、いろいろ設定されて来た方は見れば分かるレベルだと思います。
設定については、アクセス状況を見てからにします。
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください。
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